MasksAreAid
レア・スサン
キュレーション: モール・レシェフ・シヴァン
2月23日〜2018年3月15日
「徳はベール覆われており、悪徳は虚構である」 ヴィクトル・ユゴー

 

Omer Tiroche ギャラリーは、モール・レシェフ・シヴァンによってキュレーションされた、レア・スサンよるマルチ・メディアの個展『MasksAreAid』を発表することを 誇りに思います。

「虚構」ということば遊びのタイトルは、仮面のもつ、ツールとして、また外見として遣われる力のより深い機能をほのめかしています。
MasksAreAid は、現代の生活の個人的および社会的なレベルにおいて、仮面はどのような役割を持つかという様々な概念を考察する、スサンによる最新の主要作品を披露しています。

作品を通して、スサンは、仮面は単なるオブジェクトではなく、何世紀にもわたって 私たちに役立ち、幸福への模索において役立ち得る用具であることを思い起こさせます。

この展覧会のコンセプトは、様々な文脈や文明を渡ってきた仮面の多様な目的を体験しそれらに遭遇した、アーティスト自身の旅行から生まれました。その結果、スサンのプラクティスは、アイデンティティの問題と自分自身の内面の自己を覆い隠す問題を中心に展開されています。これらの仮面を作り出すプロセスを通じて、彼女は、自分自身の個人的な真実を明らかにすることを可能にし続けているのです。

展覧会の第一部では、感情、イデオロギー、そして信念を隠すために、いくつかの社会が日常生活の中で使う様々で隠喩的な仮面を提示しています。
第二部では、私たちが頻繁に隠す個人のアイデンティティの本来の性質を露わにすることができるであろうツールを定義しています。

レア・スサンは、1986 年、イスラエルに生まれ、幼い頃パリに移住。彼女はその後、ニューヨークの Stern College for Woman にて美術学位を取得。
2015 年にイスラエルに戻り、現在はテルアビブに暮らしています。